• 2026年8月30日
  • 2026年9月11日

自由が丘で糖尿病・血糖値が気になる方へ|健診でHbA1cが高いと言われたら

健康診断や人間ドックで「血糖値が高い」「HbA1cが高い」「糖尿病予備群」と指摘されていませんか?

糖尿病は、初期には自覚症状がほとんどないことの多い病気です。体調に問題がなくても、高血糖による血管への負担が続いている場合があります。

自由が丘フロントクリニックでは、自由が丘周辺の身近な内科として、健康診断で血糖値やHbA1cの異常を指摘された方、糖尿病の可能性が心配な方のご相談を受け付けています。

糖尿病とはどのような病気?

糖尿病は、血液中のブドウ糖の濃度である「血糖値」が慢性的に高くなる病気です。

食事から摂取した糖は、通常、膵臓から分泌される「インスリン」というホルモンの働きによって、身体を動かすエネルギーとして細胞に取り込まれます。

しかし、インスリンの分泌が不足したり、インスリンが効きにくくなったりすると、糖をうまく処理できず、血糖値が高い状態が続くようになります。

成人に多い「2型糖尿病」は、遺伝的な体質に加え、食生活、運動不足、体重増加、加齢など、複数の要因が関係して発症します。

なお、日本人では、肥満がなくてもインスリンを分泌する力が低下して糖尿病になることがあります。「やせているから糖尿病ではない」とは限りません。

糖尿病は症状がなくても進行します

糖尿病の注意すべき点は、初期には目立った症状が現れにくいことです。高血糖が進行すると、次のような症状がみられる場合があります。

  • のどが異常に渇く
  • 水分をたくさん飲むようになった
  • 尿の回数や量が増えた
  • 食べているのに体重が減る
  • 疲れやすい、身体がだるい
  • 傷が治りにくい
  • 手足がしびれる
  • 目がかすむ

このような症状が出る前から糖尿病が進んでいることもあります。症状の有無だけで判断せず、健康診断で異常を指摘された場合は、早めに内科へ相談することが大切です。

血糖値とHbA1cの違い

血糖値

血糖値は、採血した時点での血液中のブドウ糖濃度です。食事の内容や、食事から採血までの時間によって数値が変動します。

HbA1c

HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)は、過去1~2か月程度の平均的な血糖状態を反映する指標です。直前の食事による影響を受けにくいため、糖尿病の早期発見や治療経過の確認に用いられます。

健診結果を見る際の目安

検査項目数値の目安
空腹時血糖100mg/dL以上で血糖高値
HbA1c5.6%以上で血糖高値
空腹時血糖126mg/dL以上で糖尿病型
随時血糖200mg/dL以上で糖尿病型
HbA1c6.5%以上で糖尿病型

これらは、受診や追加検査を考えるための目安です。HbA1cが6.5%以上でも、1回の検査だけで必ず糖尿病と確定するわけではありません。

実際の診断では、血糖値、HbA1c、自覚症状、過去の検査結果などを総合的に確認し、必要に応じて再検査を行います。健康診断の結果をお持ちの方は、受診時にご持参ください。

「糖尿病予備群」と言われたら

糖尿病予備群とは、血糖値が正常より高いものの、糖尿病の診断基準には達していない状態を指します。

「まだ糖尿病ではないから大丈夫」と思われるかもしれませんが、予備群の段階から将来の糖尿病や動脈硬化のリスクが高くなる可能性があります。

一方で、この段階から食事、運動、体重、飲酒などを見直すことは、糖尿病の発症予防につながります。自己流で極端な食事制限を始めるのではなく、ご自身の検査値や生活に合った改善方法を考えましょう。

糖尿病を放置すると起こり得る合併症

高血糖の状態が長く続くと、全身の血管や神経が傷つき、さまざまな合併症につながります。

糖尿病神経障害

手足のしびれ、痛み、感覚の鈍さなどが現れることがあります。足の傷に気づきにくくなる場合もあるため、日頃から足の状態を確認することが重要です。

糖尿病網膜症

目の奥にある網膜の血管が傷つく合併症です。進行するまで症状がないこともあるため、必要に応じて眼科で定期検査を受けます。

糖尿病腎症

腎臓の働きが徐々に低下する合併症です。初期には自覚症状が乏しいため、尿検査や血液検査による確認が大切です。

心筋梗塞・脳梗塞

糖尿病は動脈硬化を進め、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めます。高血圧、脂質異常症、喫煙などが重なる方は、血糖値だけでなく、血圧やコレステロールも含めた管理が必要です。

糖尿病の検査

糖尿病が疑われる場合には、主に次のような検査を行います。

  • 血糖値
  • HbA1c
  • 尿糖・尿たんぱく
  • 腎機能
  • 肝機能
  • コレステロール・中性脂肪

必要な検査は、年齢、症状、既往歴、健診結果などによって異なります。合併症の確認のため、眼科などほかの診療科との連携が必要になる場合もあります。

糖尿病の治療

糖尿病治療の目的は、単に検査値を下げることではありません。血糖値を適切に管理し、合併症を防ぎながら、生活の質を維持することが大切です。

治療は「食事療法」「運動療法」「薬物療法」を患者さんの状態に合わせて組み合わせます。

1.食事療法

糖尿病の食事療法は、特定の食品を完全に禁止するものではありません。食べる量、栄養バランス、食事時間を整えることが基本です。

  • 甘い飲み物を日常的に飲まない
  • 主食だけに偏らず、野菜やたんぱく質も組み合わせる
  • 早食いを避けて、よくかんで食べる
  • 夜遅い時間の食事や間食を見直す
  • アルコールを飲み過ぎない

極端な糖質制限は、体調や治療内容によって適さない場合があります。服薬中の方が食事量を急に減らすと低血糖を起こす可能性もあるため、医師と相談しながら進めましょう。

2.運動療法

ウォーキングなどの有酸素運動や、筋肉を維持する筋力トレーニングは、血糖管理に役立ちます。

通勤や買い物で歩く時間を増やす、階段を利用する、食後に身体を動かすなど、無理なく続けられる方法から始めることがポイントです。

ただし、合併症やほかの持病がある方など、運動を控える必要がある場合もあります。治療中の病気がある方は、運動を始める前に医師へご相談ください。

3.薬物療法

食事療法や運動療法だけで十分に改善しない場合には、飲み薬や注射薬を使用します。

糖尿病治療薬にはさまざまな種類があります。年齢、体格、血糖値、腎機能、合併症、生活スタイルなどを考慮して選択し、効果や副作用を確認しながら調整します。

このような方は自由が丘フロントクリニックへご相談ください

  • 健康診断で血糖値やHbA1cの異常を指摘された
  • 尿糖が陽性だった
  • 糖尿病予備群と言われた
  • 家族に糖尿病の方がいて心配
  • 最近、体重が増えてきた
  • のどの渇きや尿の回数が気になる
  • 糖尿病の治療を中断してしまった
  • 転居や転勤に伴い、自由が丘周辺で通院先を探している
  • 高血圧や脂質異常症も含めて相談したい

健康診断で異常を指摘されても、仕事や家事が忙しく、受診を後回しにしてしまう方は少なくありません。しかし、糖尿病は症状がない時期から管理を始めることが重要です。

自由が丘駅周辺で糖尿病や生活習慣病について相談できる内科をお探しの方は、自由が丘フロントクリニックへご相談ください。奥沢、九品仏、緑が丘、都立大学方面にお住まい・お勤めの方からのご相談も受け付けています。

すでにほかの医療機関で治療を受けている方は、お薬手帳、紹介状、最近の検査結果などをご持参ください。

診療時間・アクセス

自由が丘フロントクリニック
〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1-29-1
自由が丘ミューズスクエア(JIYUGAOKA MUSE SQUARE)3F

自由が丘フロントクリニックアクセスマップ

診療時間:9:00〜12:30 / 14:00〜18:00
休診日:日曜・祝日
※診療受付は終了30分前まで

自由が丘駅正面口から徒歩1分。目黒区・世田谷区にお住まいの方、お勤め帰りの方にもお立ち寄りいただきやすい立地です。

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執筆者情報

■院長/医学博士 田上 陽一(たがみ よういち)

2011年防衛医科大学校 卒業後に各地の自衛隊病院で呼吸器内科の研鑽を積み。2020年から横浜市大呼吸器内科に入局し、間質性肺炎などの呼吸器疾患において日本のトップ病院である神奈川県立循環器呼吸器病センター呼吸器内科 医長を経て自由が丘フロントクリニック院長に就任。

【保有資格・所属学会】

  • 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
  • 日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医
  • 日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医
  • 日本感染症学会感染症専門医・ICD
  • 日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医
  • 日本結核・非結核性抗酸菌症学会結核・抗酸菌症認定医
  • 肺がんCT検診認定医
  • 厚生労働省認定臨床研修指導医
  • 身体障害者福祉法第15条指定医(呼吸器)
  • 難病法における難病指定医(呼吸器)
  • 緩和ケア研修会修了医
  • アレルギー舌下免疫療法適正使用管理体制に基づく講義の受講・試験の修了医

■法人理事長 井上 哲兵 (いのうえ てっぺい)

医療法人社団南州会 フロントクリニックグループ 理事長/医学博士
日本呼吸器学会 呼吸器専門医

2019年4月に医療法人社団南州会 理事長に就任。現在は4院の呼吸器医専門クリニックを要するフロントクリニックグループを運営。

フロントクリニックグループ一覧

【保有資格・所属学会】

  • 難病指定医(呼吸器)
  • 緩和ケア研修会修了医
  • 医学博士
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本呼吸器学会 呼吸器専門医
  • 日本呼吸器内視鏡学会 気管支鏡専門医
  • 日本医師会認定産業医
  • 厚生労働省認定 臨床研修指導医
  • 身体障害者福祉法第15条指定医(呼吸器)

糖尿病についてよくあるご質問

HbA1cが5.6%でした。すぐに薬が必要ですか?

HbA1cが5.6%以上の場合は、将来の糖尿病リスクを確認し、生活習慣を見直すきっかけとなる数値です。ただし、その数値だけで薬が必要と決まるわけではありません。血糖値、年齢、体格、ほかの病気などを含めて判断します。

HbA1cが6.5%以上なら糖尿病ですか?

HbA1c 6.5%以上は糖尿病型の目安ですが、通常は血糖値や別の日の検査結果などを組み合わせて診断します。自己判断せず、医療機関で詳しい確認を受けてください。

症状がなくても受診したほうがよいですか?

はい。糖尿病は初期には自覚症状が現れにくいため、健康診断で異常を指摘された場合は、症状がなくても受診することをおすすめします。

やせていても糖尿病になりますか?

糖尿病になる可能性はあります。日本人は、肥満がなくてもインスリンを分泌する力が低下して糖尿病を発症することがあります。体型だけで判断することはできません。

糖尿病の薬は一生やめられませんか?

病状や生活習慣の改善によって、薬の減量や中止を検討できる場合があります。一方で、継続が必要な方もいます。自己判断で中止すると血糖値が悪化する可能性があるため、必ず医師に相談してください。

受診時には何を持参すればよいですか?

健康診断や人間ドックの結果、お薬手帳、過去の検査結果、紹介状をお持ちの場合はご持参ください。これまでの数値の変化がわかる資料も診療に役立ちます。

まとめ|血糖値やHbA1cが高かったら早めにご相談ください

糖尿病は、自覚症状がないまま進行することがあります。しかし、早い段階から血糖値を確認し、食事や運動、必要な治療に取り組むことで、合併症の予防につなげられます。

健康診断で血糖値・HbA1c・尿糖の異常を指摘された方、糖尿病予備群と言われた方は、そのままにせず一度ご相談ください。

自由が丘フロントクリニックは、自由が丘駅周辺で糖尿病や生活習慣病について相談できる、地域の身近な内科を目指しています。


※急激な体重減少、強い口渇、多尿、嘔吐、強い倦怠感、意識がぼんやりするなどの症状がある場合は、重度の高血糖の可能性があります。速やかに医療機関を受診してください。

※本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、個別の診断や治療を代替するものではありません。

参考資料

自由が丘フロントクリニック 03-5726-9552 ホームページ