診療内容
CT検査
CT検査について
自由が丘フロントクリニックでは、低放射線量で高精細画像を撮像できるキヤノン8列CTを設置しており、患者様の状態を適切に判断する事が可能です。
CT画像は、外来医が一次読影を行い、横浜市大/聖路加国際病院 放射線科在籍の放射線科診断専門医が二次読影をおこなっております。
自由が丘フロントクリニックのCT検査
当院のCT検査は院内完結! 即日診断・即日治療開始が可能です。
受付から診察・検査・結果説明・会計まで 約1時間で完結
患者様のお気持ちご負担軽減のためにも、初診当日に診断・治療方針が決まることで、患者様の不安解消・早期治療開始を実現。「診断までの待ち時間の少ない呼吸器診療」です。
※混み合っている場合は、お待たせしてしまう場合もございますので、あらかじめご了承ください。
CT(コンピューター断層撮影)
Computed Tomography(コンピューター断層撮影)の略で、X線を発する管球とX線検出器がドーナツ状の架台内を回転しながらデータ収集し、人体の輪切り画像をコンピューターによって再構成する装置です。この装置の寝台に寝た状態でCT検査を行います。
近年の技術進歩により、広い撮影範囲をより早く、より詳細なCT検査が可能になりました。画像データから任意断面像やカラー3次元画像を作成し、より確実な診断を行う事ができます。
頭の先から爪先まで痛みなく撮影する事ができ、脳出血や頭頸部癌、肺炎、肺癌、間質性肺炎、肝臓癌、腎臓癌、婦人科癌、進行した消化管の癌、虫垂炎、憩室炎、腎結石、各部位の骨折などを診断することができます。
CT検査を受けられる方への注意事項や、呼吸器診療に特化した医療機関でもございますので呼吸器に関するCTについて記載しております。
ご自身の健康状態を確認したり、病気の状態を知るためにCT検査は、大変有効な方法です。検査についての不明点などがございましたら、当院スタッフに遠慮なくご相談ください。
【CT検査が診断に有効な疾患例】
- 脳出血
- 頭頸部癌
- 肺炎
- 肺癌
- 間質性肺炎
- 肝臓癌
- 腎臓癌
- 婦人科癌
- 進行した消化管の癌
- 虫垂炎
- 憩室炎
- 大動脈瘤
- 尿路結石
- 腎結石
- 各部位の骨折
- など
CT検査を受けられる方へ
胸部を撮影する予定の方へ
当日は上の服はボタンやファスナー、装飾品等が無い、薄手の無地のTシャツなどに、すぐに着脱できる上着などを羽織り、ご来院ください。
ネックレスなどのアクセサリーや湿布、エレキバンなども検査に影響しますので当日はお控えください。
女性の方は刺繍やワイヤー・ホックなどの金属が入った下着を着用したままCT検査はできません。また肩紐に金属やプラスチックが使われているキャミソールなどもお控え下さい。ブラトップなどの布製の下着に薄手のTシャツがベストです。その上にすぐに脱げる上着でお越し下さい。万が一検査に影響があるシャツや下着類を着用の場合は専用更衣室にて検査着に着替えて頂く事がございます。
頭頸部を撮影する予定の方へ
ズボンについているファスナーやボタンは画像に影響を及ぼすため、膝までズボンを下ろしていただくか、検査着に着替えていただく場合がございます。
下着に金属がついている場合は下着を脱いで検査をしていただく場合がございます。
腹部を撮影する予定の方へ
頭部に帽子やアクセサリー、ウィッグなどをつけている方は外していただきます。
イヤリングやピアスも外して頂く事がございます。紛失などのトラブルを防ぐため、当日はなるべくお控え頂けますようご協力をお願い申し上げます。
CT検査にあたっての注意事項
下記に該当する方は、事前に担当医師にご相談ください。場合によっては検査を行えないことがあります。
- 心臓ペースメーカー及びICD(植込み型除細動器)を使用している方
- 妊婦または妊娠の可能性のある方
- 閉所恐怖症の方
※専用更衣室等でのアクセサリーなど貴金属類・貴重品の紛失につきましては、当院では一切の責任を負いかねます。なるべくアクセサリーは外し、貴重品は持たずにご来院ください。
呼吸器に関するCTについて
呼吸器疾患の胸部CT検査はとても有効です。
胸部CT検査では、X線を使って胸部の断層写真を撮影する検査方法で人体を透過したX線をコンピューターで処理して体の輪切り像を作ります。この輪切り画像を積み重ねることで、肺の状態や働きを詳しく観察します。
肺や気管、気管支、心臓周囲の病変を発見します。(胸部X線で異常がある場合は,胸部CTを行う。)特に、肺がんの早期診断には今や欠かせない検査となっています。
肺癌診療ガイドラインによると、胸部CTの肺癌の検出能力は胸部単純写真(胸のレントゲン検査)よりも遥かに有効であると言われております。海外では肺癌検診をCTで行う場合もあります。その他、肺炎、肺結核、肺気腫、気管支拡張症、間質性肺炎、縦隔腫瘍などの病気を発見するのに適しています。
各種検査でよく見られる所見と疾患
CT検査でしか確認できないような疾患の有無や質(癌の可能性があるかどうかなど)を評価することができます。もしも胸部レントゲン検査で異常を指摘された場合は速やかに、当院のような呼吸器専門医が在籍する医療機関を受診し、胸部CT検査による精密検査を受けることが重要です。また、これにより異常がなければ経過観察となり、異常があれば早期に治療へと繋がります。
当院では即日CT検査が可能であり、健診異常で検査が必要な人で、忙しくて何度も病院に行く暇がない方や、肺癌の可能性があるならばすぐにでも検査して欲しい方などにオススメです。従来通りの手順でCT検査を行うにはかかりつけ医から紹介状を総合病院に書いてもらい、予約・受診・検査・結果説明・治療開始の流れになりますので結果が出るまで3週間程度の時間を要することになります。当院では即日CT検査・即日一次読影の結果説明を行いますので、受付から診察・検査・結果説明・会計まで1時間程度で終了します。3週間が1時間で終わりますので忙しい方・不安が強い方には特におすすめです。
自由が丘フロントクリニックでは、呼吸器の「かかりつけ医」として皆様の健康をお守りしてまいります。
【胸部異常陰影を指摘される原因(例)】
胸部レントゲンで異常が示唆される原因には、以下のようなものがあります。
- 肺炎や気管支炎による影
- 肺結核の初期病変
- 肺気腫をはじめとする慢性肺疾患
- 肺がんや転移性腫瘍
- 心臓肥大や大動脈の拡張
- 肋骨の奇形や骨折痕
肺気腫
慢性閉塞性肺疾患(COPD)における特徴的な所見の一つです。
肺胞の組織が壊れ、たまった空気を押し出せなくなる病気です。重症化すると肺での酸素交換が困難になってしまい、日常生活でも息切れが目立つようになってしまいます。
主に本人の喫煙が原因ですが、受動喫煙による影響も否定できません。確定診断には呼吸機能検査が必要です。
気腫化した肺胞が元に戻ることはないため、完全治癒はなく、壊れていない肺だけで機能を維持するしかない疾患です。
結節影・腫瘤影
原発性肺がんや、大腸がん、腎がんなど他の部位からの転移、結核、肺真菌症(カビで起こる病気)、非結核性抗酸菌症、過去の肺炎、良性腫瘍(過誤腫など)などの可能性があります。
結節影は、直径3cm以下のものを指し、それより大きいものは「腫瘤影」と呼ばれます。特に、結節影の境界が不明瞭な場合は悪性を強く考えます。ただし、転移性肺癌の場合は境界が明瞭である事が多いため注意が必要です。
スリガラス陰影
スリガラス陰影は間質性肺炎が代表疾患です。
全ての肺に広がっている場合は、命に関わることもあるため救急搬送になることが多いです。また、高精度のCTでは、肺の中に直径数mm程度の小さな、薄く淡い影(スリガラス陰影)が見つかることがあります。
純粋なスリガラスで1cm以下のものは、当院の様な呼吸器専門医のもとで半年から1年に1回程度、CTによる経過観察をしてまいります。1cmを超えて増大する場合や、影の中に色の濃い(充実部)部分が出現してきた場合は、肺癌の可能性がありますので連携医療機関にご紹介いたします。
浸潤影
肺炎などの肺感染症に見られます。
白く濃い陰影が特徴です。白い影が広く広がって重症化してしまった場合は、全身状態によっては入院の可能性も出てきます。患者様の状態を確認させていただき必要であれば連携医療機関にご紹介をいたします。
間質性肺炎
長引く乾いた咳・息切れの原因となる病気です。
検診などで行う胸部単純写真(レントゲン写真)では、初期の場合見逃される事も多く、症状・経過・患者背景や聴診上で疑われる場合はCTを撮像する必要があります。
複数の呼吸器専門医及び放射線科診断専門医が合議し、間質性肺炎の精密検査・治療が必要と判断された場合は連携高次医療機関へご紹介をさせて頂きます。
間質性肺炎の原因は、原因が特定できるもの(膠原病、薬剤性、じん肺、過敏性肺炎など)と、原因がわからない「特発性間質性肺炎」に大別されます。
原因を特定できるものには、膠原病による自己免疫疾患、薬剤やサプリメント、カビや動物の毛などの慢性的吸入、職業性粉塵(アスベストなど)の吸入、放射線療法などが挙げられます。
原因不明の特発性間質性肺炎は、遺伝子や環境因子が複雑に関与している可能性が考えられています。